大学の一年先輩に、南アジアの某国の、某山脈をフィールドに研究している方がいました。彼は何日もの間、一人で山の中を歩き回る過酷なフィールドワークをしており、卒業間近になると、長年の高地トレーニングのおかげで体が山男的に進化していました。
そんな彼が某国で襲われたのです。調査中に泊った宿屋のオヤジに。以下、誤解のないよう彼の言葉を借ります。
「宿屋の俺の部屋で、ベッドに押し倒されたんだ。突然。で、いきなりブチュゥゥ~ッって来て、オヤジの舌が・・
Sabi:「うわあああぁぁぁ~~~~!!!!もういい!聞きたくない!あ~~!あ~~!あ~~!」🙉
・・で、俺はそいつを振り払おうとすんだけど、すっげー力で押さえて来んだよ!小っこいオヤジが!骨と皮くらいのガリガリなんだけど、物凄い力を出すんだよ。で、そいつ、俺を押さえつけながら、手を伸ばしてきて、俺の・・・
Sabi:「うわあああぁぁぁ~~~~!!!!!あ~~!あ~~!あ~~!」🙉
・・いやもう、こっちも死ぬ気で振りほどいて、荷物持って逃げ出したんだ。夜中、真っ暗な山中で、追いはぎでるかもしれなかったけど、あの宿よりはましだよ。ん?その晩?野宿したよ。」
恐い話だったので、詳細は聞いていません。
中東では、(現地男性に)アジア人男性が人気だと、現地駐在の方から聞きました。毛深くなく、髭を伸ばす習慣もないので、女の代わりになるのだそうです。東南アジアから出稼ぎで来ている男性が狙われやすいと言っていました。(怖いよ・・・T-T)
南アジアの貧しい地域ではお嫁さんを迎え入れられないので、男性相手で我慢をするのだそうです。だから現地男性に比べ(現地女性よりも!)、お肌がきめ細かで、毛深くなく、髭を伸ばす習慣のない日本人男性は、女性の代替として恰好の存在だった言うことです。
(日本人男性の皆さま、濃い髭を作って現地に行った方が良いですよ。自分の身を守るために。)
なぜここで、この話をしたかと言うと、「外国では、マッチョな男性ですら襲われる(小柄なオヤジに)。いわんや女性をや。」が言いたかったからです。
空手や合気道など、護身術を身につけているから安心?な訳ないですよ。プレデターと化した男性から身を守るのは困難です。相手は試合のように向き合って襲っては来ません。何時間、何日も、息を潜めてターゲットを観察し、無防備になる瞬間を狙っているのです。こっちがほっこりした瞬間や就寝中を狙って、瞬殺するつもりで襲ってきます。
もしそうなったら終わりです。
そうならないよう、海外では、ホテル選びや、滞在するエリア、移動手段など、慎重にも慎重を重ねて行動することが重要になります。低コストの旅よりも、安全確保にお金をかけましょう。本来、旅自体は楽しく魅力的なものだから。
日本に住んで働いているということは、途上国の人達に比べ経済力という一種の力を持っているということです。(使えば無くなる力だけど・・。代わりに、別の物に形を変えて戻って来る力だけど・・)。腕力や体力の無い女性は自分の身を守るために、海外では経済力と言う力が使えるのだ、という事に、もう少し意識を向けて欲しいです。
あ。ちなみに、南アジアの山中で襲われた、あの男性先輩、あれがファーストキスだったそうです。🙏
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