美味しい食材の宝庫、南欧は、職場への土産物探しの点では、意外に難しかったです。
魅力的な食材が揃っているので、チーズ、オリーブオイル、イベリコハム(輸入可のもの)でスーツケースが一杯になり、まるで仕入れ帰りの様相。ワインを詰める隙間もないくらいに買い込んできます。
(何故熱が入るかと言うと、日本では手に入らない美味しい物がとても安く買えるから!オリーブオイルなんか、日本の某社が2500円程度で限定販売している代物が、現地のスーパーで4.5€で売られているんですよ!そりゃ現地で買いますよ!それ以上に美味しくて安い物も盛りだくさんなんです!)
一方で、配り物となると適当な物がなかなか見つけられませんでした。妥協して ”行ってきましたチョコ” は・・・買いたくないな・・と、思っていました。さて、そうして見つけた配り物系で女性からの評判の良かった物をご紹介します。
イタリアでは、カラフルなパスタや、日本で販売されていない形状のパスタの評判が良かったです。街のスーパーでは、様々な形状のパスタが小さい箱詰めや袋詰めになっていて1€前後で売られています。空港でもカラフルなパスタが値段高めで売られています。今なら「インスタ映えする!」と言われるかもしれませんね。
小粒のパスタは良く見ると断面が星型になっていたり、小さなシェル型だったり、可愛いんですよ。日本でメジャーではないので食べ方に戸惑うかもしれませんが、ミネストローネやクリームシチューを作った時にスープに入れると良いよ。と言って渡しました。
スペインでは、タイルマグネットの評判が良かったです。いかにもアンダルシア、いかにも白い街という異国雰囲気の物が人気ありました。
街の土産物店の軒下に飾られているタイルやオブジェ。一個一個表情が違います。トカゲはガウディのモチーフにありそうですね。
白い街のマグネットは実用性も兼ね備えているので人気がありました。(注:この写真にあるのはマグネットではないです。)
地方地方に、美味しいお菓子もあるのですが、持ち帰るには賞味期限が短そうだったり、「美味しいけど、・・ぽくないよね。」と言われたりするので、やはりその土地を感じさせる雰囲気のある物が適していると思います。
北アフリカや地中海沿岸なら、ローズウオーターやネロリウオーター(オレンジの花)の人気がダントツでした。炭酸水に入れたり、お酒に入れて飲む!と言っていました。お菓子に入れると言っていた人もいました。大瓶だけでなく小瓶に入っているのもあるので探してみるといいと思います。
🌹 🌹 🌹 🌹 🌹 🌹
ローズウオーターで思い出しましたが、イスラム圏ではローズウオーターが人気みたいで街の雑貨屋でも普通に売られています。それなのに、中東やトルコ帰りの男性の土産は、いつも、糖蜜漬けパイ生地にピスタチオの粉や更に粉糖!を降り掛けた、恐ろしく甘~~~いお菓子だったり、堅い求肥のようなロクムだったり(ココナツ味なんて美味しいんだけど、まあ甘い)、乾燥デーツ(ナツメヤシの実)そのまんまだったり、ピスタチオそのまんまだったり・・・「それしかなかったんだもん。」と本人は言っていましたが、そうなんでしょうかね?探せば良いものが出てきそうだと思うのですが。
イスラム文化的にモザイクタイルの可愛い雑貨があると思います。アレッポの石鹸に代表されるように、オリーブオイルを使った上質な石鹸もあると思うんです。きっと、「これ買ってきて!」と候補をリストアップしないと、存在に気付かないんだと思います。中東に出張される人には要リクエストですよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿