カーブで前方の車転倒!!それを見た後ろの車はスピードを緩めることができ、辛うじて転倒を免れました。みんな総出で人員を救助し、車を転がし、元通りにしました。運よく、転倒した車の同乗者に大きな怪我はありませんでしたが、肝を冷やした一件でした。
原因は逆バングした道路。下の絵のように、カーブの外側に向いて傾いているのです。道路整備として、ありえない構造ですよね・・・
また別の日、延々と道路を走っていると、ふと、運転していた日本人R氏がスピードを緩めました。前方の光景に、嫌な予感がしたのだそうです。と、いきなり道は90度左折!直進した前方は崖でした・・・
「うおー!!!」
R氏は車を止めて叫びました。あの一瞬の判断が無かったら死んでいたと思い、震えが止まらなかったそうです。
そこには警告も看板もなく、ましてや車を止めるガードレールのようなものも無く、直進した先がそのまま崖でした。直進する車のタイヤの跡が何本も付いていた事から、カーブを知らずに落下した車が何台もいたのでしょう・・・
海外ではカーナビは標準装備ではありません。長距離移動の場合は、常時地図を見て走るわけでもなく、道なりに走ることが多いです。アルゼンチンのその場所はテーブル地形になっていたので、平地を直線で走る道の向こうにいきなり崖があったのです。
日本の親切な道路標識に慣れたままの感覚で海外に行くと、道路事情の手抜き感?に、何度も悲鳴を上げることになります。本当に、海外の道路には気が抜けません。
0 件のコメント:
コメントを投稿