女一人で海外出張: 一人での食事(ホテル編続き)

2017年5月9日火曜日

一人での食事(ホテル編続き)

 レストランで晩御飯をとる場合、所要時間として、一時間半から二時間は見ておきます。ゆっくり食事を楽しむつもりで行きましょう。
 私は混雑していない早めの時間帯に行くようにしていました。その方が落ち着いて食事ができたので。

😊食事の流れ😊
  • 予約時間にレストランに行きます。
  • 入り口でスタッフの案内を待ちましょう。(ずんずん中に入って勝手にテーブルに座るのはだめですよ。)
  • スタッフが来たら名前と予約している旨を伝えます。スタッフが席に案内し、椅子を引いてくれるのでその席に座ります。
  • 食前酒を聞かれる場合があります。(悩んだら泡系を頼むと良いでしょう。女性ならシャンパンをグラスで頂くか、キールロワイヤルやミモザのようなカクテルが無難かも。もちろん、好きなものを選んで良いですよ。アルコールがだめならスパークリングウオーターが良いと思います。)
  • 暫くするとメニューを持って来ますので、食前酒を飲みながらオーダーを決めます。(コースは日本人には量が多すぎるので、あれば、ハーフポーション(量が少なめのコース)か、デグスタシオン(一口ずつ多種類の料理を出すコース)を選ぶと丁度良いです。)
  • アラカルトに気になる料理があったら、アラカルトで選んでも良いです。(基本は前菜から一品、メインから一品、最後にデザートを選びます。ヨーロッパでの前菜って、サラダやスープだけでなく、リゾットやパスタも含まれます。メインは肉か魚料理の事です。食欲が無かったら、メイン一品だけの注文にしても、おかくしはないです。)
  • 食事に合わせてワインも選びます。ワイン好きならワインリストを見せてもらいましょう。(私は一人でボトルは飲めないので、赤、白をグラスで頼んでいました。グラスで頼めるワインの種類は限られていますが、お店によっては「好きなワインを選んで。どれでもグラスで提供してあげる。」と言ってくれた所もありました。ワインを決めるのが面倒だったら、最初(食前酒)から最後(デザート)まで、シャンパンやスパークリングワインで通してもOKです。あまり飲めない方ならハーフボトルのシャンパンを注文すると丁度良いかもしれません。)
  • これらのオーダーは、ギャルソンがタイミングを見て聞きに来てくれるので、手を振ったり大きな声で呼んだりせず、待ちましょう。アイコンタクトして頷けば来てくれますし。
  • メインが終わったらデザートをどうするか聞かれます。お腹一杯で食べられないなら断り、コーヒー・紅茶を頼んでも良いです。お会計をお願いしても良いです。食べる場合はデザートメニューを持ってきてもらうようお願いします。(フォーマルなレストランになると、デザートメニューが別になっている所が多く、最初に持ってこない場合があります。)
  • デザートと飲み物を頼みます。(私は甘いデザートにエスプレッソを頼んでいました。また、欧州ではチーズはデザートの一種です。食事の消化を良くすると言われており食後に食後酒と一緒にとられています。チーズとシャンパン、チーズとデザートワインのような組み合わせが多かったです。)
  • さて、食事が終わったらお会計になります。ホテルの場合、部屋付けにできるので、お会計も楽です。ギャルソンと目が合ったら、お会計のジェスチャーをするだけでレシートを持ってきてくれます。金額を確認し、自分のサインと部屋番号を記入して、テーブルに置いてくるだけです。(お会計のジェスチャーは万国共通で、右手はペンを持つ形にし、左手の手のひらを広げ、そこに右手で物を書く仕草をします。ギャルソンと目を合わせ、この仕草をしながら、口を「チェック プリーズ」と動かすだけで伝わります。決して大声を出したり、大きく手を振ってスタッフを呼んだりしないで下さい。)もし、部屋付けにせず、カードでその場で払いたいなら(ホテルの明細書に食事代幾らと記載されたくない場合)、カードで払いたいと伝え、自分のテーブルで支払いを済ませます。)
 慣れないうちはドギマギしてしまうかもしれませんが、堂々と振る舞い、スタッフと会話を楽しむようにするとスマートに見えると思います。会話の英語は片言でも良いですよ。英語圏以外ならスタッフも片言の英語になりますし。もしできるなら、現地の言葉で片言でも良いので注文してみて下さい。温かいもてなしになります。

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