女一人で海外出張: 一人での食事(街のレストラン編 コスパ)

2017年5月10日水曜日

一人での食事(街のレストラン編 コスパ)

女性一人での海外出張の際は、ホテルでの食事を第一にお勧めしていますが、先進諸国の主要都市ほど、ホテルでの食事は高額になります。そんな豪華なことを毎日続けていられません。『街のレストランの方が絶対安いし、外食に出ようかなと思う時が来ます。
治安の良い地域に滞在しており、まだ明るい夕方なら出歩けるエリアもあります。そういう時は街のレストランに行ったこともありました。(店選びはホテルとも相談しましたし、ひと気のない屋台料理のようなお店は避けましたよ。)

たいてい欧米の都市では、雰囲気の良さそうなレストランは、カップルかファミリー客ばかり。そんな時に重宝したのがアジア料理のレストランです。フランスならベトナム料理、イギリスならインド料理、オランダならインドネシア料理、オーストラリアなら東南アジアからの移民が多くマレー料理なども多かったです。またどの国でも中華料理やタイ料理はありました。こういったアジア系料理のレストランなら、良いレストランでも一人食事の敷居は低いです。比較的すんなり受け入れてくれましたし、変な目でも見られませんでした。しかもアジア料理は口に合うので、西洋の食事に飽きてきた頃に行くと「救われた~~!」という気分になります。タイ料理、ベトナム料理、マレー料理のお店には連チャンで通ったりしました。

一人で外食するならアジア系のレストランが良いと思います。野菜料理の種類も多いし、安いですしね。

食後、もし暗くなっていたら、お店に頼んでタクシーを呼んでもらって帰りましょう。

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 では、日本料理のレストランはどうかというと、今まであまりご縁が無かったです。アジアに滞在中は日本料理が恋しくなることはありませんでした。現地の料理が安くて美味しかったですし、ホテルの食事でも十分安かったので。それに、出汁の旨味が堪能できる日本料理は帰国後の楽しみにしていました。

 欧米滞在中は、日本料理のお店には行かないことにしています。理由は、値段が高いこともありますが、美味しくないので。日本人が経営しているお店なら美味しいのでしょうが、数が非常に少なく、滞在していたホテルの近くには無かったこともあり、今までご縁はなかったです。

悲しい経験を二つ紹介します。オーストラリアは他国に比べて日本料理の基本に忠実で、比較的良心的な日本料理を出している所だと思います。それでも、上司に連れられて入った日本料理屋で出された味噌汁は、出汁が全く使われていませんでした。その代わり味醂が使われていました。きっと外国人には出汁の旨味の正体が分からなかったのだと思います。甘ったる~い味噌汁は正直キツかった・・・。

また、カリフォルニアで食べたお刺身セットは、中華ドレッシングと、トビッコまみれで出てきました。『なぜ!なぜ余計なことをするの!?』。その日本料理屋のカウンターでは「ここのsushiは、LAで食べたどのsushiよりも美味しいよ!」と絶賛する白人さんがいました。彼が食べていたのはお店の創作巻き寿司(凄い色をしている)。『それはもはや寿司ではない・・・』と、私には思えたのですが・・・。私にとって、アメリカ人の味覚は謎です。

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