女一人で海外出張: 一人での食事(街のレストラン編 グルメ)

2017年5月11日木曜日

一人での食事(街のレストラン編 グルメ)

グルメな都市と言われる所に行くと、若しくは、地元で美味しいと有名なレストラン情報を聞くと、ちょっと頑張って食事に行きたくなります。その時はホテルを通じて予約してもらうと良いです。コンシェルジュには以下のようにお願いしました。


「一人での食事なので躊躇してしまうが、この地方に来たら是非○○レストランで××を食べてみたくて。」「一人用のテーブルの予約をしてもらえないだろうか?」

こんな感じで相談すると、ホテルは街のレストランに連絡をとってくれます。レストランでも一人用の良い感じの席を準備してくれています。

自分で電話して予約を入れても良いです。Webサイト経由で予約できるレストランもありますので、事前に連絡を取り合っていると安心ですよ。連絡を密に取り合っていると、実際伺った時に、「あなたがSabiさんね!お待ちしていましたー!」と、私の肩に手を当ててレストランの中に案内してくれました。シェフも挨拶に来てくれたり、すごく良くしてもらえました。

一人での食事を楽しむには、先ずは、『一人での食事が心配』だと正直にお店に伝え、共有することだと思います。考えてみれば、お店は接客のプロですから、甘える所は甘えて良いのだと思います。

 もう一つ、有名なレストランで食事をするコツをご紹介します。ランチで行くことです。ディナーより敷居が低くなっている感じがしますし、コースメニューもディナーより低価格に設定されています。それでいて、そのお店のシグネチャーとなっているお料理も含まれていたり、お得感があります。あと、ランチの方が予約を取りやすいというのもあります。明るいうちに出歩くので安全面からも良いと思います。

 お昼をしっかりレストランでとり、晩御飯をホテルの部屋で軽く済ませるのが、私の理想的な食事パターンです。(仕事が片付いて、午後に余裕ができた時の楽しみです。)

 でも、そもそも、一人での食事の心配をしないで済んだ国があります。バル文化が根付くスペインです。スペインにはどんな小さな村でもバルと呼ばれるキオスク兼食堂兼レストランのような店があります。ピンチョスやタパスという言葉、今では日本でも有名になりましたよね。飲み物を一品注文し、タパスと呼ばれるおつまみを指差したり、メニューから注文しても良いので2-3品注文すると、それだけで満足する食事になります。基本、立ち飲み屋なのでTシャツ&ジーンズ&スニーカーでも行けるし、滞在時間も短くササッと美味しい食事ができます。それに、レストランより断然安い!

 ここで、バルでの食事の説明をします。
 バルの食事場所は、3つのパートに分かれています。立ち飲み&食いをするカウンター(椅子が置いてある場合もあります)、室内のテーブル席(テーブルにクロスがかけてあります)、屋外のテラス席。席によって食事の値段が異なるので、例えば同じメニューを頼んでも、席のタイプによって値段が変わります。初めての方は、ここは注意しておいて下さい。

 一番安く食べられるのはカウンター席、次に室内テーブル席、一番高いのはテラステーブル席になります。室内・屋外のテーブルでも立ち飲み仕様の場合があり、カウンターと同じ背の高い椅子で、テーブルにクロスが掛かっていない場合は、カウンター席と同じ扱いです。

 席のタイプで食事の値段が変わるなんで納得いかないと思われました?実際は、席によって頼めるメニュー自体が違っていたり、頼める分量が違っていたり、グラスワインを頼んでも、出て来るワインの種類もレベルも違ったりします。サービスも異なります。なので、自分の目的によって同じお店を使い分けられる合理的な仕組みになっています。
 例えば、テラス席では2人前以上のパエリアがアツアツの鍋で頼めますが、カウンターでは頼めません。カウンターは長居せず、お酒一杯とピンチョス1-2個くらいで軽く食事を済ます所だからです。
 逆に、テラス席ではカウンターに並んでいるようなピンチョスの一個オーダーはメニューにありません。パートナーや仲間とゆっくり時間をかけて食事を楽しむ場所だからです。ワインもボトルで注文できたり、ワインクーラーに入れてくれたりします。
 とは言っても、ピンチョスが頼めない訳ではなく、お店や店員さんによっては、「ピンチョスをお皿に3-5つ乗せてテラス席まで持ってきて。」のようなお願いに応えてくれたりします。日本と違い、マニュアル接客ではないので。(テラス席でも、タパスのお皿注文はメニューにあります。)
 

👇エビのアヒージョ👇 
このアツアツ💨💨のオリーブオイルにバゲットを浸けて食べると美味し~!💕
もう、これだけで満足の一品でした。


スペインは20時・21時くらいから晩御飯の時間になります。遅いんです。日本人には、時差もあるので眠くなる時間帯です。その点、バルは早い時間帯(17時や18時くらい)から晩御飯モードで開いているので本当に便利でした。朝10時くらいからカウンターにピンチョスが並びます。早め(12時くらいからの)お昼にも使えますよ。スペインはお昼も遅く、14時くらいからがランチタイムです。

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