先方とのアポを最優先にしているので、海外出張の時は寝込んではいられません。一人で行く時は、ことさら体調管理には細心の注意を払いますが、女性だからといって特別気を付ける事はなかったと思います。
実際、長年、多くの人と一緒に出張してみて、出張先で体調を崩すのは圧倒的に男性が多かったと思います。出張者の絶対数として、圧倒的に男性の方が多いので断言はできませんが、体調管理は女性の方が上手いと思います。男性が体調を崩す原因は下痢が多かったようです。
恐らく、女性もお腹を壊すことはあったのでしょうが、自分で対処する方法を持っているようで、仮に何かあっても、しっかり仕事をこなされる方が多いように思います。
恐らく、女性もお腹を壊すことはあったのでしょうが、自分で対処する方法を持っているようで、仮に何かあっても、しっかり仕事をこなされる方が多いように思います。
「Sabiさんは、いつもどこでもホント元気ですよね。鉄人ですよね。」と言われますが、下痢の防ぎ方は簡単です。以下にまとめます。
- 食べすぎない。(下痢の多くは大腸菌によるもの。摂取した大腸菌の総数が多いとお腹を壊します。大腸菌の濃度ではありません。不衛生な物を一口食べたからといって、お腹を下すわけではありませんし、反対に、比較的衛生状態の良いものでも、食べ過ぎるとお腹を壊します。“不衛生かも”と感じた時は、お腹七分目におさえておきましょう。)
- 水道水を過信しない。(日本ほど上下水道が整備された国はありません!上水と下水が同じという国は普通にあります。と言うと、「水道水を飲まなきゃ良いんでしょ?そのくらい知ってる。」と言う方もいるかもしれません。そう言って下痢をしていた人たちがいました。 早朝ミーティングに出てきたメーカーの男性3人が真っ青な顔をしてお腹の調子が悪いと言います。変な物は食べてないのに・・・と、首を傾げます。「水道水、口に入れたんじゃないですか?」と聞くと、「ちゃんとペットボトルの水飲んでますよ!」と反論します。「いえ、そうじゃなく、歯磨きの時は、どの水で口を漱ぎました?シャワーの時に口を開けていませんでしたか?目を開けていませんでしたか?私はシャワーの仕上げに、必ずペットボトルの水で洗い流します。この国の上水の取水口は下水溝にあるんですよ。」と言うと、目を丸くして絶句していました。水道の蛇口から出る水だかからといって、過信しない事です。)
- クーラーで体を冷やさない。(熱帯に行った時でも、おなかや腰にカイロを貼っておきましょう。体温を下げない事が免疫力アップの鍵です。)
- 乳酸菌を日本から携帯し、毎日摂る。(商品名になってしまいますが、ミヤリサンが非常に効きました。あとは、納豆菌を含むものも、そこそこ効きました。普通の乳酸菌飲料はイマイチでした。また、その土地毎に発酵食品があるので、そういう食品は積極的にとりましょう。印象に残っている発酵食品にタペ シンコンがあります。これはインドネシアの発酵キャッサバ芋で、これを食べると下痢は止まります。ジャワ島に行った時の私の救世主でした。ローカルな麹菌で発酵させるようで、ちょっとお酒の風味もして甘くて美味しいですよ。)
- もしお腹を壊した場合は、ホッカイロで温めるか、ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりに布団に入れて体を温めましょう。
- 吐き気がしたら吐ききって、下痢をしたら止めずに出し切りましょう。
- 環境の変化に伴う軽度の下痢や腹痛の場合は、天然の炭酸水が効きます。サンペレグリノとかゲロルシュタイナーとか。ちびちびと飲んでいると治ってきますよ。
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一度、ロタウィルスに感染したことがあります。もう、これはウィルスなので、予防策は効きません。運が悪かったとしか言えません。白い下痢をしたので、コレラか!!!と焦りましたが、ロタウィルスでも白くなるのだそうです。ひとまずほっとしました。症状自体は苦しかったのですが、日本に帰国後発症したので気が楽でした。
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