女一人で海外出張: ホテルの選び方 (2)

2017年4月22日土曜日

ホテルの選び方 (2)

 これは特にアジアでのポイントです。良いホテルを選ぶのは必須ですが、欧米系のホテルは避け、オーナーが現地の方であるホテルを選びました。テロに遭わないようにするためです。

また、華僑系のホテルも次に避けました。暴動が起きやすい地域だと、暴動の際、破壊の対象にされやすいからです。(華僑系のホテルはスタッフの教育がしっかりしているし、良い設備で安く泊れるし、宿泊客への気遣いもあるし、個人的には好きなホテルなんですけど・・・仕方のないことですが、過去に暴動が起きたことのある地域の場合は避けるようにしました。)
華僑系に限らず、その国との関係が微妙な国関連のホテルは避けた方が無難です。

 関心のあるホテルのオーナーの情報を得るには、現地の観光に携わる方々に聞くのが確実で簡単です。身近な所では運転手さんがいます。現地人の運転手さんは情報通です。お客に一日中アテンドするので、お客の訪問先の駐車場で仲間同士おしゃべりをして情報交換しています。もし運転手がデキル人であれば聞いてみて下さい。

 もう一つの方法は、観光ガイドさんに聞けます。現地で休暇をとるチャンスがあれば、現地ガイドさんを雇って一日観光してみると良いですよ。もちろん自費でですが。「あのホテルのオーナーはタイ人。」とか「このホテルは、この国の男性とフランス人の奥さんと二人で経営してるんだ。」とか「あのホテルオーナーは浪費家で女癖も悪くてね。そんな旦那さんを追い出して、奥さんが経営してから良くなった。」とか、聞いていない情報まで教えてくれます。

もし、初めての訪問する国等で、オーナーの情報が事前に得にくい場合は、検索サイトの口コミ数がおおまかな目安になります。大抵は欧米人からの口コミ数が圧倒的に多いのですが、相対的にその国の方々からの口コミが多いホテルの方がテロや暴動の面からは安全かもしれません。

 同様に、皆で食事に出かける場合も、現地の方が行くようなレストランを選んでいました。外国人駐在員が良く行くレストランや、西洋料理のお店は避けました。これもテロを避けるためです。

 海外出張時は安全な地区にいるべし、というのが基本ですが、同時に、欧米人が少ない所というのも、私なりに重視した点です。

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